黒木 博
1950年宮崎県宮崎市生まれ。 1971年、3浪の後、東京芸術大学デザイン科(ID)に入学し、1977年同校を修了。 1980年よりフリーイラストレーター活動を開始する。大学の先輩の紹介で1987年より三菱自動車(ラリーアート)のイラストを担当。1993年よりコンピューターグラフィックスを始め、今に至る。若い頃の作品は透明水彩、アクリルガッシュ、サインペン、エアーブラシ等を様々に組み合わせて描いた。 2022年12月
岡本 三紀夫
1951年東京生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業の後、広告代理店を経て1977年よりフリーランスとして独立。ハイパーリアリズムの画法で美しい風景の中に車を描いた「CAR & DRIVER」誌の表紙は有名。2000年夏にはトヨタ博物館で「クルマとアート 岡本三紀夫の世界」展を開催。出版物の表紙や企業のポスター、カタログなどを手掛ける。 2022年12月
牧田 哲明
横山 明
1962年慶応義塾大学仏文科卒業後、ロサンゼルスのアートセンター カレッジ オブ デザインにに学ぶ。その頃アンドリュー・ワイエスの絵と出合い、感銘を受けて緻密な画風を模索。1967年日宣美展特選の受賞を機にフリーランスとなる。1985年ラハチ国際ポスタービエンナーレ展第1位。ハイパーリアリズムの先駆けとして一世を風靡する一方で、荒いタッチも画風とする等、表現の可能性を追求し続けている。作品は、川崎市民ミュージアム、ニューヨーク近代美術館他に収蔵。 2022年12月
Dennis Brown
カリフォルニア在住の自動車イラストレーターでロード&トラック誌などの雑誌や様々な自動車会社に作品を提供。インクと水彩を用いたフリーハンドによる勢いのある描き方を得意とし、車の持つ動的な魅力と、車とその背景から生まれる臨場感を観る人に訴える。
少年時代に友人と1934年式フォードを夢中になって磨き上げた思い出を元に、彼は次の様に語っている。「このノスタルジーは、いま私が興味あるクラシックカーやレースカーのディテールに忠実でありながら、私の画家としての情熱である、鮮やかな色彩と自由な線の描写に反映されています」
宮川 芳晴
1947年岐阜県生まれ。東京芸術大学で工業デザインを学び、いすゞ自動車に入社後ロサンゼルスのアートセンター カレッジ オブ デザインへ一時期留学。1976年ブラジルに渡りブラジルGMに11年、更にSRスペシャルビークルズに勤めた。1992年ポルトガルのリスボンに移りMMデザインを設立。UMM自動車、ボンバルディエや日本の自動車メーカー各社の仕事を行った。2012年に退職し、日記に子供の頃からの想い出を水彩の挿絵入りで描いたが、今では日記の方は止め、好きなクルマやバイクの水彩画を楽しんで描いている。また空手道の師範であり、週2回道場に通っている。 2022年12月
石井 成久
1949年岡山市出身。1968年三菱重工業株式会社自動車部門意匠係(現三菱自動車工業 デザイン本部)に入社。以来42年間デザイン開発に携わる。主に関わった機種は二代目GTO・ランサーシリーズ/ランサーエボリューション・初代eKワゴン・アイなど。退職後、安城市公民館などで水彩画教室を開く。 2022年12月
山本 憲
1953年生まれ。元三菱自動車。少年時代は乗り物好きで、暇があれば車、船、飛行機等の絵を描いて過ごす。大学で工業デザインを専攻。カースタイリング誌等を見ながらひたすらスケッチの練習。三菱ではパジェロ、ミラージュの他トラック・バス等の内外デザインを担当。1985年頃からアクリルガッシュを用い、主にモータースポーツを題材としたイラスト画を始める。退職後は生活の視点をイラスト画等、趣味の領域に移し、エンジョイ。安城市でのグループ展に出展している。 2022年12月
大内 誠
1949年生まれ。大学を卒業後、自動車評論家星島浩氏に弟子入り。1971年イラストレーターとしてスタート。ドイツでH.Schlenzig氏にテクニカルイラストレーションを学ぶ。自動車メーカーや各自動車雑誌等が主なクライアント。2013年にパリで児玉英雄氏、青戸務氏とグループ展を開催した他、2015年から4年間、アメリカ ペブルビーチのAFAS展に出品。かつての愛車は、モーリスミニクーパー、ランチアフルビアクーペ、マセラティギブリ、フェラーリディーノスパイダーなど。 2022年12月
岩田 正史
1950年生まれ。1974年に三菱自動車入社。大学では工業デザインを専攻していたが、本屋で何気なく手に取った「カースタイリング誌」に影響を受けてカーデザインの世界に飛び込む。三菱自動車ではアドバンス/エクステリア/インテリア/CMFと多義に渡るデザイン開発を経験。その経験を評価されてか、退職後は中国の自動車会社でのデザイン開発や大学講演、新興企業のデザインアドバイス等を経験。2020年のコロナ過で暇つぶしに始めたのがタブレットによるスケッチ画で、その簡便さから今も続いている。 2022年12月
和田 隆良
デザインプロダクションを退社の後、1991年、バイク雑誌の表紙イラストの依頼をきっかけにイラストレーターとして独立。以降、乗り物を中心としたイラストレーション制作の他、オブジェ、キャラクターデザイン等も手がける。現在、模型等の製品パッケージ、広告、出版方面で活動中。 2017 JIA illustrator of the year受賞/AAF(オートモビル・アート連盟)会員 神奈川県藤沢市在住 2022年12月
岡 直
広告代理店他のグラフィックデザイナーを経て 1977 年独立。以降イラストレーター、絵本作家として活動。リアル表現を経て、現在はコピックと色鉛筆を用いた独自の技法で、夢と幸福感のある世界を表現する。1996 年色鉛筆アートコンテスト大賞、2003 年新風舎出版賞ビジュアル部門優秀賞ほか受賞入選多数。絵本の著作は、2012 年「きらきらのくに」パレード刊、2017 年「ゆめピアノ」三恵社刊、2020 年「おーい!!」三恵社刊など。 名古屋イラストレーターズクラブ理事 https://sunaona.jimdofree.com/ 2022年12月
Hans Bretzner
1930年生まれのアメリカ人カーデザイナー。アメリカのゼネラルモーターズを経て、新三菱重工で初代デボネアとシルバーピジョンC-240をフリーランスデザイナーとしてデザイン。日本に滞在した5年の間に、アメリカのカーデザイン技法、モデル製作技術などのノウハウを新三菱重工に紹介し、後の三菱自動車のデザイン開発の基盤作りに貢献した。
児玉 英雄
1944年 横浜生まれ。多摩美術大学、工業デザイン科を卒業。1966年 西ドイツのオペル社に入社。アドバンス スタジオでスタート。1968年 アメリカ デトロイトのGMテクニカルセンターにてシボレー、キャデラック等のスタジオに在籍。1973年 オーストラリアGMホールデンに勤務。1990年代にGM Europeにてヴィークルライン エグゼクティブ(VLE)/デザインディレクターとなり、コルサ/ティグラ/スズキとの共同開発アギーラ(ワゴンR)等のエントリーモデルのプロジェクトを統括。現在はフリーのデザイナーとして日本とドイツで活動。
1980年代の海外向けポスター
1980年代に海外向けに作られた大型ポスターのシリーズ。三菱重工の時代に1910年代から1930年代にかけて作られた様々な車をクラシカルな雰囲気で表現。三菱自動車の海外での知名度を上げるため、車作りの歴史の長さをアピールする狙いであった。