1963年東京モーターショーで発表した「コルト・デボネア」のパンフレットの表紙。ハイライトレンダリングと呼ばれる技法で、ベースとなる紙の色を活かし基本的には色鉛筆だけで描いている。筆書きの「新三菱重工」とブレッツナーがデザインした「Debonair」のロゴの組み合わせがユニーク

東京モーターショー用パンフレットの中ページ。周囲の光の車体への映り込みを見事に表現している。素描によるオシャレな人物と車との構図が特徴的。不透明絵具ガッシュで描いたものと思われる

東京モーターショー用パンフレットの背表紙。表紙と同様のハイライトレンダリング。大きく余白を取った構図が特徴的

初代デボネアのカタログ。白い車体は反射が表現しにくいので一番描きにくいという説があるが、ブレッツナーは自身が提案して作ったパールホワイトの車体を巧みに表現している

デボネア シルバー

フロントバンパーに映るフロントグリルの表現が緻密

「ロケットランプ」と呼ばれたサイドのランプは、彼がデザインしたシルバーピジョンにも現れている